
癌サバイバーからあなたへ〜準備編〜
メディアに取り上げられる癌患者 皆さんは「癌患者」「癌サバイバー」と聞いてどんなイメージを持っていますか? やせ細った体に、痩けた頬、脱毛を隠すための帽子やウィッグ・・・といった感じでしょうか? 私は平成27年4月、実に告知から半年以上も経過してからやっと子宮頸がんの手術をし、治療に入りました。当時はつんく♂。や北斗晶さんなど今でも記憶に新しい芸能人たちが次々と癌宣告をし手術、治療への様子を公開していました。 告知を受けた時の私といえば、淡々と状態の説明を聞き、見てもよくわからない細胞検査の画像や聞きなれないアルファベットや数字で表される癌の進行度合をポカン顔でスルーしてました。テレビドラマや想像していた状況とあまりに違いすぎて自分でもびっくり(笑)そして脳裏をよぎったのは、私もウィッグつけてゲーゲーするの?でした。 そして実際に治療に入ると思いの外太りやすい(浮腫みやすい)薬が多かった私は、メイクさせすればちょっとふっくらした健康体にみえるという、「癌患者」ぽくない見た目になったのです。 自分への準備 手術の日取りや、その後の治療の方針の説明を